未経験で社内SEに転職するまで

転職

この記事はこんな方におすすめです

  • 未経験だけど社内SEになりたい
  • 転職エージェントから難しいと言われている
  • プログラミングスクールなどを受講したがスキルが身に付いたかは不明・・

IT業界未経験の私が、社内SEに転職するまでのきっかけや転職活動のことなどを書いていきます。同じような状況の方に少しでも参考になれば幸いです。

SEを目指したきっかけ

多忙すぎ神経すり減りすぎな毎日の前職時代

私は前職では人材広告会社で求人広告の制作やディレクション、バナー作成などの仕事をしていました。元々書くことや何かを作ることが好きだったので、原稿や画像を作ったりする作業自体は好きだったのですが、

なんせ超超忙しい(°▽°)

月末月初が特に忙しく終電帰宅は当たり前、タクシーで帰宅したことも何度もあり、月中の割と暇だと思われる日も20:00に帰れたらラッキーという多忙さでした。

そして忙しいだけならまだしも、やること多すぎ問題に加え、

超超神経使う・・( ´ ▽ ` )

ちょっとのミスでも経緯報告書、顛末書、謝罪アポなどの行事てんこ盛り!ミスにちょっともクソもありませんがなとは思いますが、正直スケジュールもギチギチな中で完璧な確認や表記チェックなんて出来ずミスしてしまうこともあり、納品するまでも地獄納品してからも地獄な毎日を過ごしていました。

エクセルやマクロで行った業務効率化

入社3年目くらいでようやく仕事にも慣れてきて、「忙しい」「ミスが多い」この2点を改善するにはどうしたら良いのか考える余裕が出てきました。スケジュールや営業とのリレーション不足、引継ぎ不足など原因は様々ですが、全体的に手作業が多すぎる!と感じていたので、まずはエクセル関数を組んである程度原稿を自動作成できるようにしました。その他、タスク管理も手書きメモからPC上での管理に変更したり、スプレッドシートでの共有に変更したり、独学でマクロを勉強して組んでみたり・・・コンピュータに任せられることを増やしていくと、自分がやらなければならない仕事の優先順位が付きやすくなったり、作業自体も効率化されて、徐々に定時で帰宅できることも増えていきました。また、自動チェックツールなども作成して、表記ミスなどを削減していき、精神的にも余裕ができる日が増えました。

この時作成したツールは簡易的なもので見せられるような代物ではないのですが、当時の自分には確実に役立っていました。

そしてこの経験がきっかけで、ITで困っていることを解決したいという想いが強くなりシステムエンジニアを目指すようになります。

プログラミングスクールを受講

プログラミングはスクールに通って学ぶものじゃない!って声が聞こえてきそうです。。実際ネットに有益な情報はたくさん公開されていて、スクールに通ってはいたものの自分で調べる時間の方が多かったです。じゃあお金の無駄じゃんて言われればそこまでなんですが・・とりあえず当時は転職したい!業界を変えたい!という思いが強かったので、体系的にプログラミングを学んでIT業界への転職を目指しました。

スクールに通うことのメリット・デメリットなどはまた別の記事で書けたらと思いますが、修了課題での成果物がこちらの記事にあるので、もし良ければ是非ご覧ください。

機械学習を学び、愛猫判別のアプリを制作|yupimo
はじめに 自己紹介:文系大学を卒業し、新卒で人材広告会社に就職。記事作成やページ作成、ディレクションなどの業務に携わり、現在勤務歴7年目。業務でExcel関数を使用したデータ処理、また、HTMLやマクロを使用したことはあるが、プログラミングの知識はほぼありません。 本記事の概要 本記事では、受講開始〜終了までの学...

転職活動するも撃沈

はっきり言ってまじで地獄でした。私は元々就職活動が大の苦手・・・!ベースがコミュ障という点に加え、未経験、若くないという最悪の条件下の中挑んでいました。

最初はエージェントを活用していて、dodaやtypeなどから応募していました。まず言えるのが

全く書類が通らない!!

当たり前ではあるんですけど、初っ端から厳しい現実に直面しました。また、エージェントからは未経験業界は厳しいから経験がある編集職なども応募してみましょう!と促されることが多く、なんか違うな〜と思いつつIT業界以外の企業の面接なども受けていました。

面接で企業担当者の方から仕事のお話を聞いたりすると、中には面白そうだな〜と思う仕事もたくさんあって、もう編集やコンテンツディレクターの仕事でもいいかな〜なんて思ってきたりしちゃったのですが、功を奏してか(?)内定をもらえた企業もなかったので(ポンコツw)このままじゃダメだ!と思い、IT業界一本の転職活動に軌道修正しました。

私のポンコツ転職活動についても別の記事で書ければと思うのですが、最終的に使用してよかった転職媒体が、GREEN、wantedly、ギークリーです。特にwantedlyは本番面接の前に企業担当者の方に話を聞ける機会をもらえるので、理解を深めた上で面接に臨める点がとても良いと思いました。

最高の今

そんなこんなで、ベンチャー企業のコーポレートエンジニアという職種(という名の社内SE)で内定をいただくことができ、今に至ります。転職活動は8月後半からスタートし、10月初旬に内定をもらったので、大体1ヶ月半くらい活動していました。結局内定を頂けた企業は1社だけだったのですが、自分に合った企業が決まれば結果オーライ!ということで、辛かった転職活動のことは全て忘れましたっ★

今は主に、クラウドベースのCRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)で有名なSalesforceの管理者としてシステム改修や保守運用などの担当をしています。その他にも社内システムの運用や構築、ヘルプデスクなどの業務も行っており、社内のシステムやITに関すること全般を担当する部署で仕事をしています。フルリモートで朝はゆっくり、ほぼ定時退勤、幸せな毎日です。

まとめ

リモートで働きたい、未経験だけどIT業界で働きたい、社内SEになりたい、そんな方たくさんいらっしゃると思います。でも環境を変えるのは怖いし、うまくいくかもわからない・・そんな思いもとてもよくわかります。私もそういう思いをもった一人でした。そんな時に人から言われた言葉がありまして、それが

「できるかできないかじゃないんですよ、やるかやらないかなんですよ」

単純な人間なので響いちゃいましたね笑(宗教の勧誘とかには日々気をつけようと思ってます)でも、できるかできないかを基準にするとすごくハードルが高く見えますが、やるかやらないかを基準にすると「やる」「やらない」を決めるだけなのでなんか自分でもできそうに思えちゃいます。

人生は意外と単純ですね。まとまりがなくなっちゃいましたが、転職活動のことについてはまた別の記事で書こうと思います!

読んでいただきありがとうございました。

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